模写してわかるのは、マティスの「省略」のすごさ。実物(モデル)を見ながら、ここまで省略した線で描くのは容易ではない。写実的に描くほうがよほど簡単だと思う。うんと少ない線で対象をとらえる。線の数は少なければ少ないほうが本質が現れる、ということか。
それにしても(ホンモノは!)なんという艶っぽい線だろう。こんな線を自分のものにできたら。あのしなやかでたゆたうような流れの線。
もうひとりの天才ピカソは4本の線で女性を描いた。模写は楽だが、女性を描けと言われてここまでシンプルに描く才能!
線の数が少なくなれば、技術よりも才能が問われる。
0718マティス作品の模写1 |
0719マティス作品の模写2 |
0731マティス作品の模写3 |
0817マティス作品の模写4 |
0719ピカソ作品の模写 |
マティス、いいですね。
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