春になると土からいろいろなものが芽を出すが、その中でも最大・最強の横綱が孟宗竹のタケノコ。すさまじい速さで成長する命の塊で、皮を剥くと、むっとするような「薀気(うんき)」が漂う。先の柔らかい部分が噛むとほろほろと崩れて好まれるが、大人になると根本の固い部分のほうがえぐ味があってタケノコらしい、という人も多い。過剰包装なので、節々がきれいに見えるまで剥くと意外なほど小さくなってしまう。先のほうは白い姫皮を残しながら雑に剥くと食べるところが多くなる。どう食べても旨いが、バターで焼いて醤油をたらすと絶品。
たけのこや 稚きときの 絵のすさび(芭蕉)
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0420 a bamboo shoot |
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