里わの火影も 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙のなくねも かねの音も
さながら霞める おぼろ月夜
(高野辰之作詞 朧月夜/二番)
作詞家の高野辰之は長野県出身の国文学者。博士号を取得した論文が「日本歌謡史」で、東京芸大の教授にもなっている。多くの児童唱歌を作詞しており、ほかに「故郷(ふるさと)」「春の小川」「春がきた」「紅葉(もみじ)」などがある。彼が生まれ育った信州の風景がモチーフになったものが多いが、それらはそのまま日本人の原風景でもある。
歌に読み込まれてはいるが、話とは何の関係もない絵になってしまった。
0403 a frog |
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