2017年11月23日木曜日

霧中

朝からの雨があがって、山は霧に包まれてまっ白になった。夜目遠目傘の内…


1114 woman

2017年11月20日月曜日

山の暮らし

夏は涼しく快適に過ごせたが、これから3~4ヶ月山は冷えて、夏の稼ぎを吐き出さないといけない。今朝あたりは足元からじわじわと冷えが這い上がってくる感じがする。渡り鳥だろうか、晩秋の高い空を、きれいなVの字の編隊を組んで飛んで行く鳥の群れを見た。あんなふうに、季節季節でよい処へ移動する暮らしはいいなあと思った。


1107 man

2017年11月17日金曜日

くすぶる

カマドなどで火を燃やしたとき、空気窓を小さくすると火の勢いが衰え、煙がくすぶるようになる。窓を開けるとぱっと火が命を得たように大きく動き出す。男は女と比べて感情の表出を抑えるようにできているから、いつまでも酸素不足の火がくすぶり続ける。相方を亡くしたときに、立ち直りが早いのは女の方で、男はいつまでたっても過去を思い出してはめそめそ泣いてばかりいるらしい。わ~と泣いてけろっとできる女性の方が長生きできるというのは、こういうこともありそうだ。


1106 woman

2017年11月10日金曜日

はげ

日本人で禿げて喜ぶひとはまずいない。指名手配犯人ぐらいしか思いつかない。欧米でも少ないかもしれないが、禿げることへの許容は日本よりもあるように思う。日本のおとこは髪の毛が減りだすと焦る。覆い隠すべくもなくなるとすごい負い目に感じる。数十年ぶりに会って「変わらないねえ!」という感嘆は、髪の毛の印象に左右されるところが大きい。以前のボリュームで黒ぐろとしていると、他が多少アレでも若々しいと判定される。若さへの価値観や執着、逆に言うと老いへの抵抗が、日本人は強いのだろうか。それともハゲはイヤ!という女性からの無言の圧力でもあるのか。どうも日本のハゲの文化というのは少し異質で研究の余地があると思う(天皇との関連など)。性的な多様性がだいぶ受容されてきており、いわゆるデブもだいぶ風景が変わってきた。そろそろ日本人のおとこも、50を越えて髪の毛の総量で「勝った!負けた!」とこころの中で思ってしまう、その心根を正さないといけない。


1027 man

2017年11月2日木曜日

秋は雲が美しい。最近はやっとうろこ雲やすじ雲が見られるようになった。今日みたいにきれいに晴れ上がると、空が高く、山の稜線がくっきりと冴え、その上に刷毛をさっと軽く走らせたような雲が浮かぶ。雲の種類は十種類ほどらしいが、ときに雲もこころのご馳走になる。


1025 woman