2017年9月20日水曜日

彼岸花

彼岸花が咲くと、金木犀が香りはじめ、柿の実が色づく。栗の実がはじけ、アケビがくちを開ける。家の庭にはコスモスが揺れて、里の秋。よい季節がはじまる。

0909 girl

2017年9月9日土曜日

西日本はそうでもなかったそうだが、関東の夏は腰砕けに終わりそうだ。暑さのピークは7月の海の日三連休あたりか。おかげで例年この時期、暑さに参ってひどいだるさに襲われるが、今年は大丈夫。蝉の主役もツクツクボウシに変わり、山は秋支度が進んでいる。


0831 man

2017年8月31日木曜日

もののあわれ

夏が過ぎていく季節。そこここに「もののあわれ」が漂う。ただ過ぎに過ぎゆくもの、春夏秋冬。


0822 woman

2017年8月22日火曜日

夏は

暑いとぼやく。今年のように雨が続いてぐずつくと、夏らしくないとぼやく。どのみち人はぼやく。
ぼやかれながら夏は過ぎていく。


0810 face

2017年7月27日木曜日

独り

「人よりも空 語よりも黙」(夏目漱石「思い出す事など」より)

ひとりの時間を想う。


0725 nude

2017年7月20日木曜日

2017年7月10日月曜日

夏の夕暮れ

暑い一日がだんだんと暮れていくひととき、西の空が赤く染まり、山の方からはひぐらしの声が聞こえ出す。ねぐらへ帰るカラスの群れもどこかゆったりとしている。戦場のような日盛りをしのぎ家路につくひとびとの背にも、ほっとするような安堵が宿る。季節は、どんな時も、なかなか味な時間を用意してくれる。うつむいていると見えないが…


0704 soldiers

2017年7月7日金曜日

Face

一週間ほど前にニイニイゼミが鳴いていた。これが今年の初蝉。今回の台風が来る前にヒグラシも鳴いた。蝉の声を聞くと、子供の頃の記憶の条件反射で、夏休みが近づいたウキウキ感が沁み出てくる。おとなになっても、ボーナスが出たり、短いながらも特別休暇もあったりと、夏は嬉しい季節に違いなかった。それがいつからか少しづつ薄れ、じわじわと「しんどい季節」に移行しつつある。夏にひとは齢をとる、というのがこの頃の実感。


0627 man

2017年7月5日水曜日

2017年6月27日火曜日

将棋

人工知能に名人が負かされたり、カンニング疑惑で騒動が起きたりと、暗雲が垂れ込んだような状態が続いた将棋界に、天才中学生棋士が登場して、すっかり風向きが変わった。対局の度に大勢の報道陣がカメラ担いで押し寄せ、フラッシュの瞬きに続いての集中インタビューなど、凄まじい事態になっている。本人も気の毒だが、対戦相手はヒール役を引き受けた形で、あれでは感想戦にも身が入らないだろう。大きなタイトルがかかった勝負ではしばしば見られる光景だが、平場の対局では異例のことだ。
人間と人間が勝負をかけて、10時間以上も脳髄を絞りぬいて戦っているのであって、勝負がついたあとは、勝者と敗者のそれぞれに、しばしの空白と虚脱、安堵と自責、昂ぶりと制御など、どうしてもそこにしばらくの「静寂」が必要なのだ。そういう世界の勝負事なのだ。野球のヒーローインタビューも悪習だと思うが、将棋の世界に劇場型のスポットライトを持ち込むのだけは勘弁してほしい。


        静かにせんか!
0621 old man

2017年6月23日金曜日

モクタン2年

木炭画を始めてちょうど2年が経過。始めた頃のときめきはとうになくなって、中だるみにどっぷり…。ああいかんいかんの日々。


            まことに遺憾
0614 very popular old man in Japan

2017年6月16日金曜日

空が恋しい

ああ ひとは 昔むかし 鳥だったのかもしれないね
こんなにも こんなにも 空が恋しい (中島みゆき作詞「この空を飛べたら」より)



0610 man

2017年6月9日金曜日

宇野千代

この小さなからだのどこにこれ程のエネルギーが宿っていたのか、という女の一生を生きたひと。1996年6月没。98歳。


0531 Chiyo Uno

2017年5月23日火曜日

エイジング

歳月を経ることで味わいが増すもの。よい酒、よい家、よい家具、よい人の顔…


0517 woman

2017年5月18日木曜日

横山大観

毎日のコメ代わりに酒を飲み、日に一升、タバコも嗜み、89歳で没(1958年)。絵は繊細な静けさと豪快な押し出しの大きさがあって、ぴーんと張り詰めて鳴るほどの気品が漂う。たぶん、そういうひとだったのだろう。


0514 Taikan Yokoyama

2017年5月17日水曜日

不機嫌な老人

日本の高齢者がキレてトラブルを起こすことが頻発しているらしい。老人といえば穏やかで、いつもにこにこ、何でも受け容れてくれる一方で、長い人生経験がもたらす深い洞察や知恵の象徴でもあったように思うのだが、そんな風景はもはや幻想になっているのか。他人事のように言ってられる年代ではないが…


               ま、いいってことよ!
0511 man

2017年5月15日月曜日

学者の風貌

映画やドラマに出てくる学者の風貌には典型的な型があって、ボサボサの髪、よれよれのくたびれた背広、冴えないワイシャツに地味なネクタイあたりがどうやら定番。町を漂浪する極まった人たちとの違いは、どこか世間離れした物腰に、侮りがたい風韻が漂うところだろうか。「普通ではない」「特殊な価値観をもつ」別世界のひととして描かれる点では作家、芸術家なども同じカテゴリーで、共通点は対人接触スキルの低さからくる異質感がポイントとなる。最先端のおしゃれに身を包み、風貌さわやか、笑えばまっ白な歯がこぼれるというのでは絵にならないのだ。
実際の学者は、もちろんこういう典型さんもいるだろうがたぶんごく少数で、多くはコミュニケーション能力の高い、人当たりの柔らかい、ごく普通の「隙のない」紳士淑女が多いことだろう。
異物は沈潜というのが今日の結論。


0428 a scholar

2017年5月10日水曜日

霧のなか

昨夜からの雨も先ほどあがって、山はまっ白な霧の中に沈んだ。鶯の声だけが遠くで聞こえる。


0427 Japanese woman

2017年5月9日火曜日

おっ母

畦道で一休みする母の胸元から漂ってくる汗の入り混じった甘酸っぱい匂い。当時、乳離れしていてもあの匂いを嗅ぐともういけない。胸に飛び込んでいきたくなる衝動があった。あれがきっとフェロモンというものだったのか。


0425 a mother

2017年4月28日金曜日

蜷川幸雄

亡くなってそろそろ一年。2016年5月没。80歳。


0424 Yukio NInagawa


2017年4月26日水曜日

外科医

長い手術になると10時間を超える。その間、食事やトイレはどうするのだろう。これほど長時間に渡って緊張を強いられる仕事はそうない。将棋の名人戦はそれぞれが9時間ずつの持ち時間で、2日かけて行われる。対局中は適当に休憩したり、気晴らしをすることも自由だが、外科医の場合はそうもいかない。長い手術でも、難所もあれば比較的楽にさばけるところもあるはずだから、そういう山や谷の間で、うまくテンションを上げたり緩めたりしているのだろうか。いずれにしても体力・精神力が問われる過酷な世界だ。


0411 surgeon

2017年4月25日火曜日

浅丘ルリ子

市井に埋もれることができない容貌。周りが放っておかない。20代の頃の彼女の輝きを知らない年代だが、その頃は映画が全盛期、彼女を観るために映画館に行った男たちも多かったことだろう。遠くから眺めていたい花だが、あんまり近くには…と思わせるような異質感がある。1940年生。


0411 Luriko Asaoka

2017年4月13日木曜日

ひんやり

そろそろストーブをしまいたいのだが。これが最後の冷え込みと天気予報。


0408 woman

2017年4月12日水曜日

キセキレイ

いつもこの時期になると顔を見せるキセキレイ。お気に入りの場所が隣地の屋根の上のテレビアンテナ。今年は寒気のせいか、なかなか現れず半ば諦めかけていたが、今朝来た。しばらく囀って、やがて飛び去るが、日に何度もアンテナの上に留まって美声を聞かせてくれる。
いま、友は手術室のなか。きっとうまくいくだろう。


0406 man

2017年4月10日月曜日

雨あがる

金曜、土曜、日曜ずっと雨。雨のあいだに桜が咲いた。今朝は雨あがる。冷えが戻る。


0405 man

2017年4月7日金曜日

山崎努

何を演じてもコクがある。テレビなどにゲスト出演しないのも好ましい。現在80歳。


0404 Japanese actor Tsutomu Yamazaki

2017年4月5日水曜日

手のひら返し

先週いっぱいは陽射しが恋しかったが、今週は昼間の外歩き、日陰のほうが涼しくて心地よく感じる。あと10日もしたら、暑さにぼやくことになるのだろうか。木蓮、コブシなどの花はいまが盛り、冬を越した野鳥たちも、花の蜜が舐められてほっとしていることだろう。一方、丹那の山のソメイヨシノはまだ蕾。日ごとに枝が赤く膨らんで、たぶん今日にも数輪開花といったところ。一番暖かい冬だったと思っていたら、桜は一番遅い春になった。


0330 man

2017年4月4日火曜日

引っ越し

再来週にさらに山の上に引っ越す。現在せっせと断捨離中。そんな時、昔の記憶再生につながるようなモノまで捨てるとボケるリスクが高まる、という話を読む。あまりにスッキリさせてしまうと、脳への刺激が減ってよくないそうだ。他人には無価値でも、自分にとっては思い出のモノというのがかなりあって、これを捨てると記憶への手がかりを失うことになる。
いったん紐で縛ったモノを解いて、また残し…こんなことでは作業が進まない。困ったことだ。


0328 man

2017年3月30日木曜日

丹那の春遅し

今年は春の足取りがゆっくりで、なかなか冷えが緩まない。箱根の山には雪がつもってまっ白。桜の蕾もまだかたく、やっと木蓮、コブシの花が開きだしたところ。「待っているものは遅く来る」というのは言えている。待ち始めると時間の経過に気が行って長く感じる、ということなのだ。しかしそれにしても遅い。


0327 man

2017年3月29日水曜日

橋爪功

関西人(大阪出身)とは意外。ドリフターズの仲本工事と高校の同級生というのも意外。


0323 Japanese actor Isao Hashizume

2017年3月27日月曜日

モーガン・フリーマン

1937年生まれ。アメリカ映画界を代表する顔のひとり。


0318 Morgan Freeman

2017年3月24日金曜日

2017年3月17日金曜日

サプライズ

突然起きることで悪い出来事はいっぱいあげられるが、その逆は少ない。何十年ぶりかで懐かしい顔にばったり、というのは聞く話だが、自分を振り返ってそんなサプライズな予期せぬ再会というのは何本も指を折れない。「えー、そんなにするの!」勘定見てびっくり、というのは多いが…


0225 surprise
0301 surprise (poster color and bamboo pen)