2016年9月3日土曜日

絶食

季節に一回、年四回、一日だけの絶食をする。単なる胃腸休めで、始めて一年になる。最初は月一回にしていたが、副作用で頭痛が出るため、それが嫌でいまの間隔になった。初めてやったときは空腹感もかなり強く、翌朝の食事(薄がゆ)はなかなか感動だった。舌の味覚細胞への味の響きが違う。胃におさまってから消化吸収し、エネルギーに変換していく過程がじわじわ分かるほどの新鮮な体験で、からだがリセットされて、感覚も洗われたような感じがした。

今日はその絶食日。一日水だけで過ごすのが基本だが、頭痛対策で蜂蜜を舐めることもある。こういうことを何度かやっていると身体が適応するのか、初めての時の感動はもうない。生まれて初めて一日何も摂らない、この不意打ちをくらった時は体が緊急モードに入ってざわざわと反応したのだろうが、度々こういうことがあると慣れもでてきて、緊急対応から定期訓練みたいなものに格落ちするのかもしれない。ああ、例のあれね、了解、みたいな緩めの反応。

なんでも新鮮なうちが花ということか…


0823 woman

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