2016年10月18日火曜日

白墨

チョークは石灰岩や帆立貝などを原料とする天然素材製品で、昔から馴染み深いものだったが、去年、代表的な製造会社の羽衣が廃業するというニュースが伝わった。学校を出てから長く目にする機会もなく、意識にのぼることもなかっただけに、逆にそういう専門メーカーが今もあったのかと驚いた。
チョークについて調べるうちに、これを使って描いた絵がいろいろと紹介されており、木炭画においてもハイライトを入れる画材になることを知る。一本手元にあればと思っていたら、調子のよいことにその一本が、ころっと山道に転がっていた。大工さんとか測量、工事関係者が落としたのだろうか。こんなこともあるのだな。やれありがたや。以来、色のついた用紙などで時々使わせてもらっている。



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