2017年2月1日水曜日

火を燃やす

風呂も竈(かまど)も燃料はすべて薪で育った。学校の暖房も石炭を燃やす達磨ストーブ。この石炭、簡単には火がつかない。落ち葉や藁、廃材などを田んぼで燃やして焼き芋も作った。だからこの世代は火を燃やすのがうまい。いまはバーベキューでも着火剤を使ってすぐ炭に火をつけるが、マッチ一本だけで小枝や枯れ葉(ヒノキが最高)を使って火を育てるのはちょっとしたコツがいる。今は外で焚き火をしていたら苦情が出たり消防署が飛んでくる時代だから、こういう技術も廃れる一方だろう。だいたいマッチが手に入りづらくなった。


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