2016年1月13日水曜日

初氷

今朝。野鳥の餌やりに使っているガラスの灰皿が凍りついている。毎年、1月のこの時期から3月にかけては木の実も少なくなるので、リンゴの皮を細かく刻んで入れてやる。すぐにヒヨドリが飛んでくる。冬は木の葉っぱが落ちるので、野鳥観察にはよい。古来、多くの歌人・俳人が野鳥に心を寄せた作品を残している。ひたひたと沁み入るような孤独感が背景にあるものが多い。野に餌がなくなると人家の庭にやってくる冬の雀たち。そんな一羽を読んだ句だろうか。

けふの糧に幸足る汝や寒雀 (久女)



0108 for nikolai blokhin

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