2015年11月18日水曜日

絵と音楽

絵は眼から。音楽は耳から。入口は違うが、絵は音楽のように響きのある絵を、音楽は絵のように色や景色が見える音を、という話を聞く。絵に限ると、響きだけではなく、匂いや手触り、感情など別の感覚にアピールすることも大事で、要は体全体に情感の波が届くような絵がよい絵ということだろう。しかし、だとしたら、絵の質もさることながら、それを鑑賞する側の感性や資質が問われることになる。そんな頼りないことでいいのだろうか。たぶん、絵に限らず創作とはそういうものだろう。感動と無価値。そのあいだにあって、漂っているもの。

上の絵、汚し過ぎ。下の絵、駄目。



1110 a man

1109 a man

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