2016年7月7日木曜日

せみ

蝉が鳴きだした。丹那の山ではまずニイニイゼミが最初に鳴き(6月末)、少し遅れてヒグラシ(7月初)。やや間があって盛夏の主役はアブラゼミ、ミンミンゼミ、晩夏はツクツクボウシ。里に下るとクマゼミがいるようだが、この周囲ではあまり聞かない。

昆虫食をする人がいて、本も出ているが、中でも蝉はうまいらしい。羽化前の幼虫は唐揚げが絶品とか、成虫も羽根をむしって醤油のつけ焼きにすると香ばしくていける、などとある。このあたりになるとさすがに中国で、幼虫は煮付け、揚げ物、炒めもの、何でも美味、成虫を集めて茹でて、すりつぶし、味噌と和えた蝉味噌というのまであるそうで、まったく普通の食べ物という感すらある。

自衛隊にはサバイバルのための特殊訓練があって、昆虫食のレシピも研究されているらしい。カマキリ、カブトムシ、クワガタ、カミキリムシなどは序の口。クモはチョコレートの味、シロアリはナマで美味しく、ムカデは唐揚げ、桜の樹にいる毛虫はエビの唐揚げの味とある。逆に食うべからずはホタルとナメクジ。ホタルは発光部が毒で、ナメクジは下痢、発熱が起きるそうだ。何かの引用なのか、体験の蓄積があるのか不明だが、極限状態では昆虫は貴重な栄養源ということらしい。

いつも脱線、今日も脱線。何のブログやら分からなくなってきた。絵は早描きで、ぱっぱと描いてみた。





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